固定電話廃止への道〜その1
固定電話どうしようか問題。
10年前すでにいらないなあと思いながら、
上の子が小学校に入学するタイミングだったため、
やっぱりクラス名簿に固定電話番号がないのはちょっと信頼感がないな…と
様子見をすることに。
案の定、その後配られた、息子のクラス名簿の電話番号は
ほぼ100%、固定電話。
人目を気にする私には、手放すことなどできず、泣く泣く続行しました。
しかし、固定電話にかかってくるのは、
勧誘か学校からのお叱りという、「恐怖の電話」でしかなく、
いつの間にか、電話がなっても出ず、留守電も聞かず…。
これ本当にいる?と思いながら、見てみないふりを続けてきました。
さらに、この5年間で状況が大変化しまして、
下の子が入学したときのクラス名簿には、携帯電話の番号がずらり。
固定と携帯の比率が、ちょうど逆転してました。
これは、潮時と、固定電話廃止の申し込みをネットで検索。
ん? なんだこのマ●チ商法みたいな難しい説明…。
パッとみただけじゃ、ちょっとよくわからない仕組み。
つまり、電話を止めるには、一時停止・利用休止・解約の3パターンがあって、
一時停止→電話番号温存・回線使用料(2000円前後)支払い続ける
工事料金は2000〜1万円(復活の時も工事料金は2000〜1万円)
利用停止→電話番号は回収(再利用の時、別番号が割り当てられる)・回線使用料不要。
取り扱い期間は5年間。5年ごとに更新を申し出る。
工事料金は2000円。
解約→名の通り、解約。おしまい。電話番号も電話の権利も返上。
工事代金もいりません。
ってことらしい。
なんで、回線料を払い続けた上に、
工事代金まで払わねばならないのかがわからない、一時停止は、最初からパス。
(これって、どんなメリットがあるんだろう?)
もう正直、二度と固定電話なんか使わないだろうし、
解約でいいような気がするんだけど、
当時7、8万した固定電話の権利を、むざむざを返上してしまっていいものか、
2日悩んで、利用停止を選択して、 ネットで申し込み。
翌日、速攻で、NTTから電話。
「ああ確認の電話ね」と余裕で出たところ、崖に突き落とされることに…。
なんと固定電話の名義人が10年前に他界した父のままで、
それを「相続」しないと、
解約も一時停止もできないらしい。厳しいなー。
相続のためには、父親の死亡が確認できる戸籍か死亡診断書と、
自分と父親の親子関係が証明できる戸籍などの書類が必要とのこと。
書類恐怖症の私にできるのか?そんな芸当。
しかも悪いことに、離婚協議の真っ最中…。
「これ、今相続しちゃって、休止してる間に、名字が変わったら、どうするんですか?」
とNTTの人に聞くと。
「それは名前の変更をしていただかないとダメですね」
ダメですか…。となると、ここで、こんなに必死に戸籍集めて休止させて、
また名前が変わったら、また戸籍をとって、NTTに送れってことですよね…。
…うん。そんな細かい手続きは、無理!
名字変わってからやろう。未来の自分頑張れ!
と、休止を見送り、しばらく回線使用料を払い続けることにしました。
(つづく)