はたらきたい。

順番が前後してしまいますが、

何冊目かに読んだ働き方の本。

 

 

新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)
 

 新装版-ほぼ日の就職論「はたらきたい。」-ほぼ日ブックス-ほぼ日刊イトイ新聞

4.5年前に、会社辞めたくなって買った本。

たしか、PARCOで、ほぼ日が「働く」をテーマに

展覧会をやっていて、

そこで買ったような気がします。

 

ただその時読まなかったけど爆。

 

就活本を装いながら、

がっつり働いてる人むけで

しかも、矢沢永吉さんやしりあがり寿さんなどクリエイターばかりが登場してて、

これふつうのサラリーマンも響くのか?

と思ったけど、私は楽しめました。

 

糸井さん対談

リクルート、現KIZUNAパートナーズ株式会社代表取締役社長の河野晴樹さん

アーティスト・漫画家 しりあがり寿さん

神戸大学大学院経営学研究科教授 金井壽宏さん

そして アーティスト 矢沢永吉さん

4本

 

ザ・グレート・フリー

天久聖一さん、ピエール瀧さん、板尾創路さん、浜野謙太さん4人によるフリーランス対談。

 

途中途中にみうらじゅんさんによる爆笑就活問答。

 

そして、著名人が語る仕事に関する100の言葉。

 

響いたのは、

冒頭の元リクルート

現KIZUNAパートナーズ株式会社代表取締役社長の河野晴樹さんの

 

「何を大切にしているか」が判断基準になる

 

と言う話。

 

結局糸井さんがいてもいなくても、これが軸になって、内容が展開していくんだけど、

本当にひとそれぞれに大切にしているものがにじみ出てきて。

「じゃあ、自分は何を大切にしてるんだ?」

と考えたとき、

「お金」「時間」とかいろいろ思い浮かんだんだけど、

結局

「おもしろいか」

なんだよな、と。

「どうおもしろいのか」を具体的に今後考えていくのが課題ですね。

 

それから、会社にいても「擬似フリー」の精神でいると楽しい

という話もぐっときました。

「社内フリー」を自称するわたし。

間違えてない。

 

そのほか心に残った言葉。

 

しりあがり寿さん

「トラブルのない生活」が大切だったから、就職した。

しりあがりさん、すごくまともできちんとされた方。

フリーランスになったいまも「トラブルない生活」大切にしてそう。 

 

●「ザ・グレート・フリー」

 天久聖一さん、ピエール瀧さん、板尾創路さん、浜野謙太さん4人によるフリーランス対談のタイトルそのままですが、かっこいい!わたしも「グレート社内フリー」で。

 

みうらじゅんさん

緊張するものに「グレート」をつけてみる。「グレート面接」とか。

緊張するプレゼンは「グレート・プレゼン頑張る」と脳内再生して、

ぷっと笑ってリラックスします。

 

神戸大学大学院経営学研究科教授 金井壽宏さん

人材は「コスト」ではなく「価値」

これよく会社で話題になるやつ。いま会社は人材のことを徹底的にコストと見てて、

備品のコストカットも一巡したので、

人材に手を付けようとしてる。

逃げ切るしかない。

 

ということで、読後に考えた自分の働きかたの指針

「社内フリーランスをつきつめよう」

 危機感を常に持って、自由を追い求めようと思います。

 

とても良い本だったので、

会社を辞めようか悩んでいる後輩にそのまま渡しました。

願活用!